- 有限会社イトリン
- 代表取締役 糸川有司さま
- 〒519-2911 三重県大紀町錦278
- http://www.itorin.info
- http://www.milkland.info
- 有限会社イトリンについて
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明治45年創業、漁師の町・大紀町錦の干物鮮魚専門店。
こだわりは、「熊野灘産の新鮮な魚」と「1枚1枚丁寧な手開き」そして「保存料・防腐剤を一切使用しない無添加・無着色」。
また、干物の味付けは、代々引き継がれてきた調合で行うも、天候や魚の状態が仕上がりに影響してくるため全てを店主自らが味見し、塩加減や漬時間を調整している。
たべねっとみえ（当時は地域物流・流通トライアル事業）に参加された理由は？
正直言うと、最初は乗り気ではなかったな。というのも、以前はスーパーや生協に卸しとったけど、今は全て直売の形態に変えとるんや。その日あがった鮮魚を干物にするで、決まった商品を決まった数だけ作らなあかん「卸」の形態が合わんのやわ。あと、食べてくれるお客さんの顔が見える、声が聞ける、それが嬉しいわな。
なんで参加したか？それは、この事業が大王運輸さんにとっても新たな挑戦というのを聞いたからなんや。
なら、うちも一緒にチャレンジしようと思ってな。提供する商品の数や売価をうちで決められるのもよかったしな。
参加されてどうでしたか？
実は、思った以上に売れてびっくりしとるんや。定期的に3つの店舗を移動するんやけど、販売が終了した店舗に「イトリンの干物がない！！」とクレームが入ったこともあったらしいわ。
販路が広がって、リピートしてくれるお客さんが増えたのは大きな効果やな。
そうそう、何度か試食販売にも参加したな。試食したお客さんの8割は買ってくれる。まずは、知ってもらって一回食べてもらうことが大事なんやな。
あと面白かったのは、桑名・四日市・亀山で売れる魚の種類が違うんや。地域性があるんかなぁ。
今後の取り組み、目標などについてお聞かせください。
販売する地域の特性に合わせた商品作りや、ギフト商品の紹介とかもしていきたいな。
ただ、うちは全部手作りやで生産数に限りがあるんやわ。機械や冷凍の魚を使えば大量に作ることができるけど、そこは譲れんとこやでな。「イトリンの干物が一番」と言ってもらえるよう、これからも真面目にこつこつと新鮮で美味しい干物を作っていくわ。
